第38回青龍祭の開催について

令和6年8月10日（土曜日）、清川村運動公園において青龍祭を開催いたします。

多くの方のご来場をお待ちしております。

第38回青龍祭（令和6年度）

青龍小学校体育館から運び出す様子

江戸時代天保のころから昭和初期にかけて、煤ヶ谷地区で行われていました雨乞い（あまごい）の「雌龍・雄龍」を、清川村の伝統文化「青龍祭」として再現しました。

龍の燃え盛る炎に照らし出される村民の顔、顔、顔。そこには、大きなことを成し遂げた成就感、人それぞれの思いが入り交じった感無量といった得難い感動が映し出されることでしょう。

当日スケジュール

開催日時	令和6年8月10日（土曜日） 13時40分～（本祭は18時00分～20時00分） ※雨天順延11日（日曜日）
実施場所	1.パレード緑小学校～運動公園（清川村煤ケ谷2076） 2.本祭運動公園（清川村煤ケ谷1518-2）
13時00分～	龍運び出し（緑小学校体育館より）
13時40分～	入魂式（緑小学校）
14時30分～	青龍パレード（緑小学校～運動公園）
18時00分～ 19時50分	青龍祭本祭 → 開幕セレモニー → 降龍の儀 → 青龍の渡御 → 昇龍の儀(青龍への点火)
19時50分	打上花火（約4分間）
20時00分	閉幕宣言

本祭会場の周辺には駐車場がございません。公共交通機関でお越しください。

お車でお越しの方は、役場周辺駐車場などをご利用ください。

なお、駐車場には限りがございます。

※当日、駐車場から本祭会場までの、シャトルワゴン車を次のとおり運行します。

清川村役場～本祭会場(運動公園)17:00～20:30(予定)
緑中学校(青龍祭臨時駐車場)～本祭会場(運動公園)17:00～20:30(予定)

※本祭終了後、臨時バス(別所温泉入り口～本厚木行)を運行します。

別所温泉入り口バス停発20:40(臨時バス)

年間スケジュール（作業の流れ）

青龍祭年間スケジュール表
1月	竹切り・竹出し
2月	カヤ場の管理（カヤ刈り取り）
	竹割り・タガ作り
6月	わらすぐり（子どもたちと緑ことぶき連合会の皆さんによる）
	カヤ場の管理（草刈り）
7月	カヤ場の管理（草刈り）
	カヤ刈り
	祈願札・花づくり（清川村煤ヶ谷婦人会の皆さんによる）
	青龍制作作業（龍制作・こも編みなど）
8月	青龍制作作業（龍制作・うろこ付けなど）
	青龍祭（前日準備・当日・翌日片付け）

作業の様子(第30回) (PDFファイル: 5.4MB)

作業の様子(第31回) (PDFファイル: 3.9MB)

作業の様子(第32回) (PDFファイル: 3.3MB)

作業の様子(第33回) (PDFファイル: 5.0MB)

パレードMAP (PDFファイル: 856.7KB)

駐車場案内MAP (PDFファイル: 523.3KB)

シャトルワゴン車のご案内 (PDFファイル: 780.8KB)

神奈川中央交通路線バス時刻表 (PDFファイル: 31.0KB)

青龍祭のあゆみ

その昔、煤ヶ谷村を流れる大川（小鮎川）の天王めいと寺鐘の深い淵（ふち）に、体長20メートルもある大きな雌龍、雄龍がそれぞれ住んでいました。2頭の龍は大変仲がよく、雨を降らせては、お互い会う機会を作っていましたが、やがて結婚して天に昇ってしまいました。

江戸時代の天保の頃、日本中に日照りが続き、煤ヶ谷村でも稲は枯れ、穀物は実らず村人は困り果てました。そこで、一人の若者が「雄雌（しゆう）の龍を作り、天王めいと寺鐘の淵に沈めたらどうか」と提案したところ、村人たちは賛成し、早速蛇籠（じゃかご）で雌雄の龍を作り、それぞれの淵に沈めました。すると、その後三日三晩、雨が降り続きました。それ以来、日照りの続く年には、村人は竹で編んだ夫婦龍を作り雨乞いの行事をするようになったということです。