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昭和60年代・平成年代 |
昭和60年代・平成年代
昭和60年代に入ると、清川村の都市基盤を確立していくための事業が次々にスタートしました。
昭和61年には、宮ヶ瀬ダムの建設に伴い宮ヶ瀬小学校と宮ヶ瀬中学校の新校舎が竣工しました。また、水没による付替道路の建設が進み、宮ヶ瀬虹の大橋が完成したほか、新しいゴミ処理施設として清川クリーンセンターが完成しました(清川クリーンセンターは、平成9年より焼却施設を休止しています)。 文化面の話題としては、昭和4年を最後に消滅した雨ごいの龍を青少年の健全育成事業「青龍祭」と位置づけ、地元有志の手によって約半世紀ぶりに復活。懐かしい郷土の伝統行事がよみがえりました。 昭和62年には、大径木が林立する美林を後世に残すと共に自然の恩恵に感謝する心を継承するため「清川宝の山」第一次指定を実施しました。 ![]() 平成2年は、清川村が都市近郊の観光地として発展をめざしていく「緑と文化の交流レクリエーションゾーン構想」が策定され、清川村の魅力を引き出していくとともに、首都圏の観光拠点としての発展と地域の活性化を目指していく方向性を示しました。 ![]() (平成5年) 平成6年には平成25年度を目標とする「新清川村総合計画」がスタートしました。この計画は、本村を取り巻く諸情勢の下、21世紀をその視野の中にとらえながら、時代の進展に対応し、住民の行政需要にこたえる総合的かつ計画的な魅力あふれる地域社会の実現を目指しています。 平成7年10月には、26年の歳月と近代技術の粋を結集し建設が進められてきた宮ヶ瀬ダム本体が完成し、神奈川県民の水瓶として湛水(たんすい)を開始するとともに、ダム湖の名称も「宮ヶ瀬湖」と決定し、新しい観光拠点として大きな期待が寄せられています。 ![]() (平成7年) ![]() (平成8年) ![]() (平成9年) 平成9年には、緑の水源を守る清川村下水道施設「清川下水浄化センター」が完成しました。村内の汚水は下水処理場に集められた後、微生物の働きを利用した「オキシデーションディッチ方式」と呼ばれる方式を採用し、汚水の原因となる有機物を取り除き、きれいな水にしています。 清川村は、「清川」の名にふさわしい、清らかで豊かな自然を保全しつつ、宅地の確保や工場誘致をはかります。 都市近郊でありながら、大自然に恵まれた土地環境を生かした観光分野にも力を注ぎ、ふれあいセンター「別所の湯」(平成7年完成)や交流促進センター「清流の館」(平成9年完成)、村立金沢キャンプ場(平成9年完成)を整備することで、レクリエーションの場を提供してきました。 ![]() 「別所の湯」完成 (平成7年) ![]() 「清流の館」完成 (平成9年) ![]() 完成 (平成9年) 平成12年12月には、大勢の村民の皆さんの深い理解と協力により、昭和44年の建設計画発表から31年の歳月を経て、宮ヶ瀬ダムが竣工しました。 ![]() ![]() 平成13年には清川村保健福祉センター「やまびこ館」、平成17年には同「ひまわり館」が完成し、村の保健・介護・福祉事業の基盤として活用しています。 ![]() (平成13年完成) ![]() (平成17年完成) |
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