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村長からのメッセージ

村長あいさつ


ようこそ、清川村へ 宇宙から見た地球は緑の星
大矢明夫

清川村は、首都50`b圏内の神奈川県北西部に位置する神奈川県内で唯一の村です。全域が、丹沢大山国定公園と県立丹沢大山自然公園に指定され、県の天然記念物であるモミの原生林や豊かなブナ林に育まれた清流が小鮎川や中津川の渓流をつくり、四季折々の美しい景観を楽しむことができます。
また、清川村は、平成8年(1996年)に「全国水の郷百選」に選ばれた“水と緑の心の源流郷”でもあります。

昭和31年(1956年)9月30日、煤ケ谷村と宮ケ瀬村が合併し、清川村は誕生しました。今日まで、半世紀を超える歴史を刻んでまいりましたが、その間には、首都圏最大級となる宮ケ瀬ダムの建設といった、村全体を揺るがす大きな出来事もありました。それでも、先人たちの英知と努力によってこれを乗り越え、その後も村は発展を続けています。
この宮ケ瀬ダムの完成によって誕生した宮ケ瀬湖は、今や県民の大切な水源地域としての役割を担うとともに、県内を代表する水景観とレクリエーションの場を提供しています。また、平成22年に25周年を迎えた、ジャンボクリスマスツリーでおなじみの宮ケ瀬クリスマスみんなのつどいは、年末の名物イベントとして定着しています。

現在、清川村では、平成26年までの村づくり計画である「新清川村総合計画」に基づき、村政の基本理念である「あたたかみと活力ある村づくり」を目指し、従来からの少子高齢化施策や健康・福祉、地域活性化対策に加え、基本健康診査の無料化や出産祝い金の創設、小児医療費助成対象者の拡大、大学などの通学費補助、環境対策としての庁用電気自動車購入や役場敷地内での急速充電器の設置に取り組んでいるほか、定住促進や商工業の活性化対策を目的とした借上げ型村営住宅、地球温暖化対策の一環とした住宅用太陽光発電設備の設置などの事業を展開しています。
また、県のかながわ水源環境保全・再生交付金事業を活用した水源地域の環境保全対策に取り組むなど水源地域の魅力を積極的に発信するとともに、本村の自主性や自立性を高め、限りある貴重な財源を最大限に活用し、水源地としての環境の保全と健全な財政運営を両立させながら、住民の皆さまが明るく元気に暮らせるよう地域づくりを進めています。

さて、清川村ホームページは、清川村の観光やイベントの情報をはじめ、村民皆さまの生活に直結する生活情報を提供しています。このホームページを通じて、村内外の多くの皆さまとの交流が深まり、清川村を理解していただく一助となれば幸いに存じます。

結びに、清川村は、本年(平成23年)9月30日には村制55周年を迎えます。かねてから、村づくりにご尽力、ご協力いただいてまいりました住民皆さまと関係者の皆さまに対し深く感謝申し上げますとともに、今後とも、清川村の限りない発展のため、村政に対する一層のご理解とご協力をお願いし、皆さまのご健康とご多幸を心からお祈り申し上げ、ごあいさつといたします。


平成23年4月1日   清川村長 大矢 明夫    



一日も早い復興を願って

未曽有の大災害となりました東日本大震災から1年を迎え、あらためて犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。また、被災された皆様方には心からお見舞い申し上げます。
警察庁の発表によりますと今月7日現在、ご家族の皆様、消防、警察、自衛隊など大勢の皆様の捜索の甲斐なく、未だ3,271人の方々が行方不明となっており、1日も早くご家族のもとに戻られることを願ってやみません。

震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、現在も区域内への立ち入り制限や区域内に住居を持つ方々が避難生活を余儀なくされています。
津波による甚大な被害を受けた道路などの生活基盤整備が思うように進まず、また、震災瓦礫の処理など、復旧・復興に向けた数々の課題が山積しています。
国が総力を挙げ、国民一人ひとりが手を携えて国難に立ち向かい、被災地の復旧・復興が図られ、一刻も早く被災された皆様が安心して暮らせる環境を構築できるよう、清川村といたしましても、引き続きご支援させていただく考えでおります。村民の皆様におかれましてもより一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

昨年7月1日、電力使用制限令が発動され、私たちの生活にも大きな影響を与えました。今後も電力不足が懸念される中、清川村といたしましても、引き続き節電対策に強力に取り組んでまいります。村民の皆様にはご不便をおかけしないよう努力いたしますが、現在の電力不足の状況をご理解いただき、各家庭におかれましても節電対策にご協力いただきますようお願い申し上げます。

被災地の子どもたちの、清川村の子どもたちの、日本全国の子どもたちの、そして日本の未来のために「がんばろう!日本」。私たちは絆を深め互いに手を取り合い、全力で頑張りましょう。


平成24年3月11日   清川村長 大矢 明夫



年頭のごあいさつ

村民の皆さまにおかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、諸外国でも自然災害が多く発生し ましたが、国内では、東日本大震災やそれに伴う福島第一原発事故、長野県栄村での大地震、新潟・福島県での豪雨災害、紀伊半島を 中心とした台風12 号による土砂災害など、災害の多い年でした。そして、日本中が被災地を支援し、「絆」でつながれた年でもありました。しかし、今なお被災下にある皆さまには、一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
一方、本村は昨年、誕生55周年を迎え、明日の郷土づくりに向けて邁進する決意をしたところであります。
施策では、従来の少子・高齢化や地域活性化施策などに加え、認可保育所の整備や出産祝い金の創設、生活交通確保のための深夜バス路線の拡大、環境施策としての電気自動車急速充電スタンドの設置に取り組んだほか、定住促進や商工業活性化対策などの事業を展開してまいりました。
昨今、地方分権の進展などにより、地方行政をめぐる社会情勢は転換期を迎えております。本村は今後、行財政基盤の強化と喫緊の課題である少子・高齢化、人口確保対策などを重点とした施策を進め、清川村の限りない発展のため、村民の皆さまとの協働による村づくりを進めてまいりますので、村政に対する一層のご理解とご協力をお願いいたしますとともに、皆さまのご健勝とご多幸をご祈念申し上げ、年頭のごあいさつといたします。


平成24年1月   清川村長 大矢 明夫



ヤマユリに想う


ヤマユリ
ヤマユリ(平成23年8月 役場敷地内で撮影)


清楚にして華麗な大輪の花を咲かす夏山の華の女王、ヤマユリ。

村内で近ごろ、ヤマユリの花が目に付くようになりました。ヤマユリは、神奈川県の県花として、昭和40年代ころまでは、本村にも山一面が白くなるほど自生していものです。わが家の庭にも、数十の花びらを持つこの花が何株とあったのを思い出します。その後、乱獲や獣害によってすっかりと影をひそめていましたが、村内でまたその美しい花が見られるようになりました。清水ケ丘1区などは素晴らしいもので、その香りに心が癒されます。また、身近にも、私の敷地内に30株ほどが咲いているのを目にしています。

去る7月27、28日、災害時の情報収集のため、長野県栄村を視察しました。栄村は、長野県県北に位置し、行政面積270平方キロメートルと、本村のほぼ4倍の面積に約2000人が暮らす全国有数の豪雪地帯で、65歳以上の高齢化率が50%に迫る、過疎化が深刻な村でもあります。

東日本大震災が発生したのが3月11日。翌12日の午前3時59分には、長野県北部地震が、栄村を震源として発生しました。被害は、全戸717棟のうち682棟が損壊。発生後、1700人が一週間ほど避難所生活をおくり、今もなお55世帯が仮設住宅に住んでいられます。農地や道路、上下水道設備の損壊も激しく、雪の降る時期の前までが正念場と、島田村長は話してくれました。

崩落現場の近くで被害を免れていた水田は、隅々まで手入れがされていて、その畦(あぜ)に一叢(そう)に咲く大輪のヤマユリが、私の心に焼き付きました。一日も早い復旧、復興を心からお祈りしたい。


平成23年8月2日   清川村長 大矢 明夫


放射能濃度測定の検査結果の経過をご報告します


悪夢のような3.11から今日で110日。
原発事故は一進一退を繰り返している。被災地の復興もようやく形が整えつつあるかのように時間が流れています。

大震災から2カ月経った5月11日、夜のニュースに耳を疑った。
原発から二百数十キロ離れた南足柄市の新茶の生葉から暫定基準値の500ベクレルを超える放射性セシウムが検出され、出荷自粛となったというニュースである。
清川村の茶葉も11日に採取し、結果が12日の夕刻判明するとの報告を村長室で職員から受けた。
まさか清川で・・・大丈夫であってくれ!との願いはあっけなく崩れ、清川も愛川も基準値オーバー。出荷自粛となり、チャピュア清川は操業停止となった。
清川の主産業である緑茶生産は全滅。

現在、村は茶生産者に対する見舞金制度を創設。JAやチャピュア清川は県内JAと連携して東電への補償請求に全力を挙げて取り組んでいる。
また、放射線対策として、全生産者は、国県の指導に従って、古葉と小枝を刈り取りし、来年の生産を目指して奮闘中である。
幸いにも、現時点で秦野市の二番茶からは不検出。もちろん、清川の二番茶、秋口に収穫する秋冬番茶の不検出を願う。

この茶葉のセシウム事件から村民の不安は瞬く間に拡大し、連日、村に照会の電話やメールが寄せられました。

※神奈川県のホームページ/神奈川県内の放射線等の情報(大気、水道水、食品など)

水道水は、清流の館で販売されている野菜は、自家用の野菜は、学校給食は、学校や幼稚園の庭の土は、プールの水は、学校の放射線は、下水道の汚泥は安全なのか。
県に問い合わせるが、検査機関数が不足している現状、ごく一部の野菜(ホウレンソウ)しか検査できないとの答え。それは依頼するとして、他はどうするのか。

職員と連日、会合。
お陰さまで、近くの大学に協力していただけることとなり、空気中の放射線以外は実施できました。結果は安心できるものでした。
なお、空気中の放射線は、測定器を取り寄せることができ、早速測定し、基準値以内の結果でした。

※村内水道水や農作物、空間の放射線濃度調査結果など

村は、今後も季節の野菜など収穫時期に合わせて検査していきます。
また、水道水、プール、校庭の線量など定期的に検査し、速やかに公表します。
これら検査結果のお問い合わせは、清川村役場(電話046−288−1212)までお願いします。


平成23年6月28日   清川村長 大矢 明夫



村内で生産された野菜(ホウレンソウ)の放射能濃度測定の結果をご報告します



神奈川県は、村の要請により、5月17日にホウレンソウを村内の圃(ほ)場から採取し、放射能濃度の検査を実施しました。

その結果は、不検出。

生茶葉から暫定基準値を超える放射性セシュウムが検出され、他の農作物への影響を心配しておりましたが、不検出の結果となりましたので、安心して口にしていただくことができます。

なお、県内の農作物の放射能濃度については下記をご覧ください



平成23年5月18日   清川村長 大矢 明夫




基準値を超えた放射性セシウム、清川の新茶から検出



清川村の青い空、そこに向かって伸びた新緑の茶葉。冬には降雪があったりして、今年の新茶が気懸かりでしたが、晩霜もなく例年より茶の芽がのびのびイキイキしているように見える。

5月9日、10日には早朝からお茶刈りのエンジン音が聞こえ、清川村が一番輝く季節が訪れた。と思いきや、11日には耳を疑うテレビのニュース。 南足柄市で新茶生葉から放射性セシウムが国の定めた暫定基準値500ベクレルを超えて検出され、県は南足柄市の新茶は出荷自粛とのこと。

神奈川県内では17市町村が緑茶を栽培しており、主に足柄茶ブランドで県内に流通している。このため11日、清川村を含め8市町村を、翌12日残りの7市町の新茶の検査を実施した。その結果、清川から採取された生葉から基準値を超える放射性セシウムが検出された(全体は別表のとおり)。 村では直ちに災害対策会議を開き情報収集と今後の対応を、チャピア清川では生産者説明会を開催し、県の指示による適正な対応を周知徹底に努めた。
また、今回の結果を受けて村民の皆様からは、水道水の安全性、野菜などの安全性について問い合わせをいただいている。

水道水については、毎週検査をしており、検査結果は全て放射性物質は不検出でしたので安全です。
次に野菜類ですが、県では県内各所の検査結果から安全であるとの見解ですが、茶葉から放射性物質が検出された清川では村民に安全性を示すためにも村内独自の検査が必要であるとして、近日中に検査することとなりました。結果が分かり次第あらためて報告します。

今回の放射性物質の検出は、3月11日の震災発生後、福島第1原発の2度にわたる水素爆発により上空に吹き上げられた放射性物質が、その後の降雨によって地上に降ったことが原因かと思われます。特に、茶樹については養分を新芽に集中させる性格から今回の結果が出たものと思われ、二番茶の検査、必要に応じて秋茶の検査を通じて安全を検証してまいります。

基準値を超えた今回の新茶については、一人毎日生葉1キログラム(製茶で200グラム)を一年間飲み続けた時に健康に被害が生じるというもので、年間73キログラムのお茶を飲むことは現実的ではありませんが、しばらく私も「新茶断ち」をし、清川の二番茶の不検出結果を待ちたいと思います。

平成23年5月16日   清川村長 大矢 明夫



ガンバレ、ニッポン〜未曾有の大災害に遭遇して〜


このたびの東北地方太平洋沖地震は、マグニチュード9.0という、かつて国民が経験したことのない大地震であり、まさに未曾有の大災害であります。

被災された皆さまには、お見舞い申し上げますとともに、不幸にしてお亡くなりになられた方々には、衷心よりお悔やみ申し上げます。

風光明媚(び)なリアス式海岸と豊かな漁業資源を誇る穏やかな町の姿が、この地震による津波によって一瞬にして消えてしまいました。犠牲になられた方は、おびただしい数と思われます。また、命からがら避難された皆さまも、心に受けられた傷は計りしれません。

復興には、日本国が総力を挙げて臨まなければなりません。
さらに、大災害に追い打ちをかけていることは、福島第一原子力発電所が極限の危険状態に陥っていることであり、これに万一のことがあれば、空前の大惨事となることも考えられます。

日本の科学技術が、世界の科学技術が、何としてもこの危機を乗り越えていただきたいと、心からお祈りするところです。

この大地震により、日本経済は極めて大きなダメージを受けましたが、賢明な日本人は、必ずこの窮地を乗り切ることができると信じ、努力しなければなりません。

今、私たちに求められることは、報道などを注視しながら冷静な行動をとることであり、不要不急の外出、食糧の買い占めなどは厳につつしみ、節電、節水に何卒ご協力いただければと存じます。

また、村は、被災地の一日も早い復興を願い、救援物資を用意するとともに義援金を募っていますので、併せてご協力をお願いします。



村は大地震以後、計画停電など不測の事態に備え、各種サービスの縮小を強いられています。住民の皆さまにはご不便、ご迷惑をお掛けしますが、未曾有の事態であることをご理解いただきたいと存じます。

そして、役場で知り得た情報は、防災行政無線で放送し、また、ホームページにも掲載して速やかに住民の皆さまにお知らせできるよう体制を整えています。

これら情報は、全ての住民の皆さまと共有できるよう、ご家族やご近所の皆さまが声を掛け合っていただければ大変有難く存じます。

災害を未然に、そして最小限に抑えるため、この危機を契機に、かつて私たちがそうであったように、家族同士、隣人同士の絆を強く深めていただきたいと念願します。



折しも、卒業式、入学式、入社式のシーズン、明日の子どもたち、明日の日本復興のため、私たちは互いに手を取り合い、全力で頑張りましょう。

 

平成23年3月15日   清川村長 大矢 明夫



宮ヶ瀬ダム完成10周年・宮ヶ瀬クリスマスみんなのつどい25周年記念
〜アニバーサリー事業を展開〜



昭和44年、神奈川県民の飲料水や工業用水の確保、相模川で起きる洪水調整など多目的なダム建設計画が建設省(現・国土交通省)から発表された当時、清川村は、とりわけ宮ヶ瀬地区では蜂の巣をつついたような状況になりました。

その後、幾多の変遷を経て昭和56年8月、274世帯1104人の関係者は、ダム建設に対して苦渋の決断を下し、損失補償基準の調印式に臨みました。

ダム建設工事は、昭和62年8月に本体工事に着手し、平成12年12月に竣工しました。

いま、宮ヶ瀬湖は、神奈川県民のために2億トンの清水を満々と貯え、山々の紅葉を湖面に映し、堂々とたたずんでいます。


宮ヶ瀬ダム湖、秋のよそおい
宮ヶ瀬ダム湖、秋のよそおい

宮ヶ瀬クリスマスみんなのつどいは、先祖代々営々と築き上げてきた宮ヶ瀬の故郷、先祖が眠る墳墓の地を離れるに当たって昭和61年、後世の子どもたちに永久にこの故郷の思い出を残してあげたいと、大人たちが宮ヶ瀬の学校校庭に植えてあった記念樹のヒマラヤスギにクリスマスのよそおいをさせたのが始まりです。現在の宮ヶ瀬クリスマスみんなのつどいのイルミネーションはその名残りを受けたもので、今回で25回を数えます。

この宮ヶ瀬ダム完成10周年と宮ヶ瀬クリスマスみんなのつどい25周年を記念して、村はアニバーサリー事業として、宮ヶ瀬水の郷大つり橋と役場庁舎などにイルミネーションを施しました。つり橋へのイルミネーションは、もちろん日本一の長さ(平成22年12月現在)。12月、村民の皆さんにご利用いただける無料優待券を各世帯に配布しましたので、ぜひご利用ください。


  「宮ヶ瀬クリスマスみんなのつどい」ページはこちら

平成22年12月   清川村長 大矢 明夫



原下駐車場完成式・植樹式・イルミネーション点灯式を開催



県道64号線から入る清川幼稚園入り口の道路幅員が狭いため、かねてから住民の皆さんからは拡幅改良の声が多く寄せられていました。また、生涯学習センターせせらぎ館の完成に伴い、大勢の皆さんがご来館される際の駐車スペースを確保するための駐車場整備も急がれていました。

このため、平成22年度、道路改良と新たな駐車場整備を実施し、さらには、駐車場整備に伴い伐採した、40年以上にわたって園児らを見守ってくれたソメイヨシノに代わるものとして、駐車場内に桜の木・ハルメキザクラを植樹することにしました。

道路改良と役場庁舎前に位置する原下駐車場はすでに9月から使用を開始していますが、このたびの3つの式典の同時開催は、桜の植樹に適した時期であることやイルミネーションの点灯時期に合わせ、11月20日としたものです。

当日は、心配していた天候も穏やかでした。園児やその家族らが集まった会場で午後3時30分から式典を開催。まずは原下駐車所完成式。駐車場整備に伴う用地協力者3人の皆さんに感謝状を贈呈しました。次いで、園児らによる桜の木の植樹式。園児らは小さなスコップで、何度も何度も元気よく桜の木の根元に土をかけていました。


ハルメキザクラを園児らと植樹
ハルメキザクラを園児らと植樹


全体の進行が円滑に進んだため、イルミネーション点灯式は時間を少しだけ遅らせることにしました。その間、宮ヶ瀬水の郷観光協同組合のご協力によって用意された、清川恵水ポークが入ったトン汁が会場にお越しの皆さんに振る舞われました。召しあがった皆さんは、その美味しさに舌づつみ。


恵水ポーク入りのトン汁に舌づつみ
恵水ポーク入りのトン汁に舌づつみ


夕やみも濃くなり、いよいよイルミネーション点灯式へ。園児らの大きな掛け声で、スイッチオン。役場庁舎壁面に設置された高さ17メートルの、クリスマスツリーを形どったイルミネーションと、園児らの願いを込めた短冊が付けられた第1駐車場のクリスマスツリー、そしてこの日のために特別に設置した原下駐車場のナイアガラ・イルミネーションが点灯すると、会場からは大きな感嘆の声が。会場では、家族や友人などと記念撮影する皆さんの姿が見られました。

役場庁舎壁面に設置された<br>クリスマスツリー・イルミネーション
役場庁舎壁面に設置されたクリスマスツリー・イルミネーション
園児らの願いを込めた短冊が付けられた第1駐車場のクリスマスツリー
園児らの願いを込めた短冊が付けられた
第1駐車場のクリスマスツリー

式典開催に併せ、駐車場内に特設したナイアガラ・イルミネーション
式典開催に併せ、駐車場内に特設したナイアガラ・イルミネーション


春にお別れした桜の木も、伐採するだけではなく、園庭に置かれるベンチに姿を変えました。この桜のベンチは、新たに植樹されたハルメキザクラと共に、いつまでも園児らを見守ってくれることでしょう。


平成22年11月   清川村長 大矢 明夫



平成22年度関東町村会主催海外行政視察に参加して



このたび、関東町村会主催の海外行政視察団として7月12日から19日までの8日間、オーストリア、ハンガリー、ブルガリア、スイスの欧州4か国のそれぞれ環境対策、農業対策、バラ栽培による地域振興策などを視察する機会を得ましたのでご報告いたします。


7月12日

成田空港に、今回参加の13町村長が集まり、結団式の後、スイス航空にてチューリッヒへ経由でウィーンへ。
ホテルへは、現地時間午後8時に着。時間差は日本と比べて7時間遅れるため、早朝、自宅を出てから21時間後の到着となり、長い1日となりました。

行政視察に参加して
視察に参加された町村長(結団式)
(村長は、前列左から2人目)


同13日

ウィーン郊外のズウェンテンドルフにあるニーダルーストライヒ廃棄物処理場を訪問し、環境先進国の廃棄物処理システムと環境行政について視察。
この処理場は、年間50万トンもの廃棄物処理ができるといった、今春完成の新たしい施設で、工場までの廃棄物の運搬方法は、90%が貨車、10%がトラックです。以前、神奈川県でもエコループセンター構想を立案され、県内の廃棄物を鉄道で山北町まで運ぶといった計画でした。当時、ごみをどこで貨車に乗せるのか、そのステーションはどこにするのかなどさまざまな疑問がありましたが、この施設の運営方法を見て、納得しました。この施設では、ごみの完全資源化を目指していますが、資源化できないごくわずかの有害物質は、地下に安全密閉しているとのことでした。
その日の午後、ハンガリーへの移動途中、国境の町ショブロンへ寄りました。トランスダヌービア地方主要地の市街地環境保全の工事現場を視察し、東側体制で荒れ果てた中世の市街地復元の様子を間近に見ることができました。

行政視察に参加して
ニーダルーストライヒ廃棄物処理場
行政視察に参加して
中世の市街地・復元の現場


同14日

ハンガリーの首都、ブダペスト市内にある市およびペスト県農業管理局を訪問。ハンガリーの主要産業となる農業事情と国際競争力強化策などを視察し、以下の説明を受けました。

・ハンガリーの農業は社会主義体制下、国の統制ですべてが行われ、農地のない人でも働くことができ、大型化・効率化ができた。
・農業、工業の役割の中で、国民は年間を通して仕事を得ることができる。
・90年の新体制では、農地はほとんどが元の地主に返され、一時小規模農業に戻ることもあったが、次第にグループ化や会社組織に移行した。
・94年にEU加盟のための活動が始まり、04年EUに加盟。多くの点で政府とEUのサポートはうまくいっているが、今後もサポートが必要。


午後は、ドナウ河を挟んで旧ブダ市の王宮やマーチャーシー教会、旧ペスト市の国会議事堂、セントイシュトバーン大聖堂などブダペスト市内が一望できる「ゲレルトの丘」を訪れました。重厚な建物が居並ぶ様はまさに圧巻。有名な「鎖橋」や「エルジェーベト橋」は、いつまでも心に残っています。

行政視察に参加して
参加された町村長(県農業管理局前)
行政視察に参加して
「ゲレルトの丘」からの眺望

同15日

午前中、ホテルで身辺整理。午後、ブルガリアのソフィアへ空路移動。



同16日

早朝、バルカン山脈の裾野の町、「バラの谷」として有名なカザンラクヘ。
カザンラクでは市観光協会を訪問し、バラの栽培による地域振興と歴史的背景などを視察し、以下の説明を受けました。

・この地方では古くからバラ栽培が行われ、1780年にオルガン香水会社(仏)が設立されると、バラ油の輸出が盛んになった。
・1999年までは社会主義体制の下、国が土地や生産を統制していたが、政治体制が変わってからは土地が地主に返され、現在では原料から製品まで市民が行うようになった。 また、毎年6月初旬に開催されるバラ祭りには、国内外から大勢の観光客が訪れる。特にピンクのバラ・ダマスカスは花が軽く、3,000キロの花からわずか1キロのバラ油しか取れないことから、人気の高い品種となっている。

バラは、バラ水やバラ油、バラ酒、バラジャム、薬としての効用があり、ブルガリアでは家の門やあらゆる生活の中にバラの文様が使われています。バラ栽培によって、新しい地域振興が進められているのが印象的でした。

行政視察に参加して
バラ博物館視察
行政視察に参加して
ダマスカスローズ

ソフィアまでの帰りは、往路と変えてバルカン半島のどこまでも農地が続くプラキア平野を車窓から眺めながらの旅でした。
ソフィアに帰着後は、ブルガリア全国各地の市町村長の代表で組織する全国自治体協会を表敬訪問。会議は1時間の予定が2時間と大幅に伸び、両国の交流が大いに深められました。

行政視察に参加して
ブルガリア・ソフィア全国自治体協会表敬訪問


同17日

ブルガリア国立図書館の管理運営と市民の利用状況を視察。ブォリアーノ館長から以下の説明を受けた後、館内を案内されました。

・国立図書館は1875年に建設計画がなされ、ブルガリアの国家成立よりも早く建物ができた。
・800万件の書籍類が収められている。


国立図書館ということで専門分野の資料ばかりで、閲覧者は学者や専門家がほとんどとのことでした。 建物が石造りの上、当地は湿度が低いためか、空調設備がありません。貴重な専門書や絵画の保存に問題ないのか心配になりました。

行政視察に参加して
ブルガリア国立図書館視察

午後5時、ソフィア空港から最後の訪問地スイス・チューリッヒへ。



同18日

午前中は、中世の街であり、世界の金融の中心地であるチューリッヒ市内を視察。

行政視察に参加して
世界金融の中心地・チューリッヒの銀行ビル
行政視察に参加して
チューリッヒ市の街並み

午後1時、スイス航空にて帰国の途につく。



同19日

 

日本時間午前7時50分、成田空港着。解散。

内容の濃い有意義な視察であり、日本と異なる部分もありますが、ヨーロッパマインドを十分に体得できました。と同時に同行の先輩町村長との貴重な情報交換・交流は大変有意義な体験でした。何物にも代え難い宝物を得ることができたと心から感謝いたします。 今回の研修視察を村政に生かすことに思いをはせ、報告とさせていただきます。

平成22年7月   清川村長 大矢 明夫


桜に想う


桜に想う


今年は3月の後半から天候の不順が続き、桜の花も開花を戸惑っているようでした。

4月には村内の幼稚園、小・中学校の入学式がとり行われ、満開の桜の下、初々しい入園児や新入生のそばで、保護者の皆さんが目を細めて微笑んでいたのがとても印象的でした。

幼稚園の入園式では、「式典の最中に大人しくしているかな」「元気よく返事ができるかな」と心配するお父さんやお母さんの面々。そんな心配をよそに入園児たちは、巣立つことへの恐れを微塵(みじん)も感じさせないくらいの快活な笑顔でいっぱいでした。

さて、話は変わりますが、幼稚園へ通じる道路につながる県道の入り口付近に、樹齢40年(幼稚園創立時に植樹)を迎えるソメイヨシノ(桜)の巨木があるのを皆さんはご存知でしょうか。

この木は40年もの間、雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も園児たちを見守り、まさに今、満開で見事な咲き模様で、園児たちを暖かく迎えてくれています。

しかしながら、今年度の施策の1つとして保健福祉センターや生涯学習センターなど村中心地区の施設に合わせた駐車場の整備を計画しており、とても残念でなりませんが、整備予定地内にあるこの木を伐採しなければならなくなりました。

そこで、清川幼稚園では、「桜の木のお別れ会」を開き、園児たちはその桜の木に聞こえるような大きな声で、お礼の歌を贈ってくれました。桜の木は5月には伐採されますが、駐車場が整備される7月には園児たちと一緒に「桜の植樹祭」を開催する予定です。

村の事情で大変貴重な桜の木を伐採するのはとても心苦しく思いますが、皆さんには事情をご理解いただければと存じます。


平成22年4月   清川村長 大矢 明夫


お問い合わせ先 総務課 TEL 046-288-1212
〒243-0195  神奈川県愛甲郡清川村煤ヶ谷2216番地 電話046-288-1211(代表)